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口から出た“嘘”

いやいや貴方も物好きですね。

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2025/01/15 (Wed) -

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リハビリんぬ

2008/05/31 (Sat) - 小説

リハビリを兼ねてふと思いついた小説を晒してみる。
キャラ設定なんて全くない。
続きからなので見たくない人はここまで。
うー、鼻づまりがやばい。

ある日、私の背中から小さな羽根が生えた

小さくて、白くて、とても飛べそうにはないけど、たくましい羽根

いつかこの羽根で空を自由に飛べたら――・・

そんなことを思いながら毎日を過ごした

でも、小さな羽根はまるで私の願いを聞き入れたように、毎日少しずつ、少しずつ大きくなった



ある日、とうとう羽根を隠せないぐらい大きくなってしまった

友達に知られ、両親にも知られ、マスコミにも知られ、とある大学の研究者にも知られた

その研究者たちは、私のことを調べたいと言ってきた

(正確には「私」ではなく、私の背中から生えた「羽根」を)

両親はあっさりと私を研究者側に渡した

実の我が子を、そう易々と渡せるものなのか?

でも、私は気づいてしまった

両親は私のことを気味悪がっているのだ

そりゃそうだ

羽根が生えた自分の子供を気味悪がらない親なんていない

キリスト教の信者なら私のことを「天使様」なんて思うのだろうか?

多分思わないだろう

たとえ「天使」が存在していると思っても、事実目の前に現れたりなんかしたら、
きっとその存在を否定してしまうだろう

人は想像以上のものを見ると、その存在自体を否定してしまうからだ

こうして私は両親の下を離れ、聞いたこともない大学の研究室へと連れられて、
色々と調査されることになった



今後、私が暮らす部屋は、やけに広く、窓のない、真ん中には上から吊り下げられた
ブランコのようなものがある部屋だった

まるで、それは、鳥籠のような部屋

まるで、それは、止まり木を連想させるブランコに乗ってくれという部屋

まるで、それは、飼い主に飼われている鳥のような気分



まるで、それは、外の世界を知らない籠の中の鳥のような気分



* * *
まだ続くつもり。
なんだ、この話。
無理やりだな。

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